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催眠療法への長い道のり⑥

催眠への長い道のりもいよいよラストです。

18世紀にメスメルが動物磁気による治療を始めてから0世紀半ばまで、催眠は長いこと誤解と偏見にさらされ、胡散臭いものというレッテルを貼られてきました。

しかし第二次世界大戦後、催眠治療で多数の戦争神経症患者が短期のうちに治癒していったことから、催眠の地位は向上し、しだいに世間に認められるようになりました。

1955年にイギリス医学会が、さらに1958年にはアメリカ医学会がそれぞれ医療における催眠の有用性を認定しました。そして1958年には臨床実験催眠学会が中心となって国際臨床実験催眠学会が発足し、2年後の1961年にニューヨークで第一回国際催眠学会会議が開催されました。

こうして催眠が治療法として認められるための長い道のりが、ようやく終わったわけです。ここに到るまで約200年の年月が必要でした。

医療における催眠の有用性を認める一方、イギリス医学会は精神医療で催眠が使えるようにするための教育指導が必要であるとしています。アメリカでは、催眠を使用する上での教育制度の導入も図られています。

日本ではtokageが催眠セラピーを行えるくらいですから、勉強さえしちゃえば、特に資格なしでOKです。正直、良いのか悪いのか・・・。アメリカではセラピストが多いですし、それにともなってトラブルも多いようですので、教育制度の導入や資格は必要といえば、必要なのかも。

日本に催眠がもたらされたのは明治に入ってからのことです。明治初期にはごく一部の人々にその存在が知られていたようですが、一般に広く知られるようになったのは明治半ばになってからです。

当時は催眠術やメスメリズム、魔睡術(爆)といった言葉が使われていました。魔睡術とはまたすごいネーミングです。

そのころの研究者として大沢謙二や井上円了らがいます。また催眠によって医療的治療を行ったものに馬島東伯(まじまとうはく)がいます。

一方、大衆の間では娯楽・演芸として催眠術がもてはやされました。メスメルの時代とまったく同じですな。

明治30年代後半になると、催眠が大流行しました。催眠に関する本が続々と出版され、民間で人に催眠を教えたり催眠を使って治療するものが多数現れたそうです。なぜ催眠が大時の流行したのか非常に興味ありますが、当時の社会情勢がなにかしら影響しているのでしょうか?

明治39年、東京帝国大学助教授で心理学者であった福来友吉(ふくらいゆきち)は「催眠心理学」を著しました。ええ、例の貞子で有名なあの方です。

これは日本で初めて催眠を学術的に体系だててまとめたもので、催眠研究の発展に大きく貢献しました。しかし福来は催眠による千里眼や念写の実験に関わったために、非難され辞職することになりました。

明治41年に施行された警察犯処罰令で催眠の使用に関する規制・取締りが出されたことにより、催眠ブームは急速に去り、学問的研究の動きも鈍くなりました。それでも催眠術は呼び名を変えて存続していきました。

昭和5年、ふたたび政府による弾圧が始まりました。催眠は宗教を隠れ蓑にして生き延び、第二次世界大戦後は各分野でふたたび催眠が研究されるようになり、研究者たちは「催眠術」という言葉をやめて「催眠」という言葉を使うように提唱しました。

宗教を隠れ蓑にして生き延びたっていうのが泣かせますなぁ。当時の研究者達の苦労が偲ばれます。二度の弾圧が祟ったのか、現代日本医療における催眠の地位はまだまだ低いように思われます。むしろ民間のセラピストの方が層が厚い感じですよね。

昔テレビで、アメリカの歯医者さんが麻酔アレルギーの患者さんに、催眠で痛みを感じさせなくする治療をやっているのを観ましたが、日本で同じサービスをやっている歯医者さんってどのくらいあるんでしょう?

きちんと使えば本当に可能性を広げてくれる技術ですので、もっともっと手軽に利用してもらえればと、切に願ってやみません。

と、ゆーことで。みなさん、ヒプノセラピーにレッツ・トライ!!
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AKIKO

Author:AKIKO
サイキックカウンセラー
クリスタルを使ってヒプノセラピーやリーディング、カウンセリングを行っています。

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